会社を辞めて3ヶ月経った所管。 〜抜き身の刀を振り回して、泣きながら土手で抱き合うことこそ〜

どもども。MI(無職で居候)起業家のごはんです。


会社を辞めて3ヶ月が経ち、4ヶ月目に突入しようとしています。
ここ3ヶ月を振り返ると、色んなことがありました。

 

ビジコンに企画を出してみたり、色んな人に会って話しを聞いてもらったり、
そして今01boosterというアクセラレーター(起業家向けのコンサルティング)でアイディアを磨いていただいております。

 

正直もっとポンポンと進んでいくものだと考えていましたし、
よくもまぁここまで考えずに生きてきたものだと思いました。

とりあえず川を泳いで渡ったら、皆隣の丸太の上を渡っていたようなことはいくらでもありました。「うっそ橋あんのん!?皆ふつーに渡ってる!!」みたいな。

 

◼負けず嫌いなんだ

先日仙台に帰った際、とある先輩経営者から、
「最近ちょっと窮屈そうに見える」というお言葉をいただきました。
そして、「ソルジャータイプ」なんてお言葉も。

すごく腹落ちしたのですが、
私が今まで活躍してきたフィールドは
・誰でもでき、同じ立場で努力している人がいる
・目的に対して誰かがやる意義を説いてくれている
・技術<<気合でなんとかすることが求められる

というところ、端的には「行動すればなんとかなる。」ところでした。

失敗したことと言えば、ドットジェイピーで現役だった頃、
顧客の満足度とイベントの参加率の相関を出そうとした時のことです。

結果として集まったデータが使い物にならなかった時の衝撃を覚えています。

そう、私は戦術レベルでは人より少しの努力ができるだけの人間なのです。
戦略レベルになってくると、途端に弱いのです。
なぜなら、元来賢くない(大学へは努力で入りました)ので、
抽象の議論や仕組みづくりに弱いのです(それもやっと最近気づきましたが)。

 

ですが、

 

だからどうしたというのでしょうか。

 

今この時は、ドラクエでいうところの「ぶとうか しょだん」から勇者にジョブチェンジしようとしているタイミングです。

 

強い仲間に力を借りながら、自分のスキルを、生き様を磨いているだけのこと。

「強烈なビジョンはあるか」と言われれば、吹けば飛ぶようなビジョンしかない。
第一、強烈なビジョンってなんだ。そのうちわかる。

 

暫定値など、どうにでも変えられる。

 

負けん気ならある。
「スゴいなぁ。」と指を咥えて見ているだけの人生を知らない。

「負けたかー。」と拳の下げ方を知らない。

燃える闘志は、戦い抜いた先に結晶化するものだと知っている。

 

まさに、刃牙に出てくる名言。

「地上最強を目指して何が悪い!!!
 人として生まれ男として生まれたからには誰だって一度は地上最強を志すッ
 そんな男は一人としてこの世に存在しないッッ
 それが心理だ!!!」

 

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 グラップラー刃牙(地下闘技場編)より、徳川光圀会長。

こんな感じ。

かつて殴り合って、互いにスゴいな、って言い合った仲間が気づいたら
トンデモナイことをしている。いつしか違う土俵に立っている。我慢できるか。

 

僕がドットジェイピーで現役時代にいただいた、表彰式でのコメントは

「誰よりも努力家で、負けず嫌いで、そして仲間思い。
 東北のリードオフマン。」

いつだってチャンスを作り、全体を引っ張ってきた(と、評価してもらった)。

 

先日、ドットジェイピーの仲間と5時間ほど飲んでいたのです。
「絶対負けたくないみたいな気持ちあったよね」
「メーリスでめっちゃ喧嘩してたね笑」
「まさに、抜き身の刀を振り回して、結果がどうであれ泣きながら河原で抱き合う感じ
 だったよね笑」

なんて昔の話しをしていました。
私の原点はそこにあるのです。


苦手なことだろうと、苦手だとわからなかろうと、
行動した先には何かが必ずある。

そう信じて走ることを止めなければ、必ず素晴らしい景色が見える。 

 

◼努力の結果が世界を変えると信じている

私は10年間の片想いで“努力”を教わりました。
その最後にわかったのは、“未練”の意味です。

“練”という字は「今あるものをより良くする」という意味を持ちます。
すなわち未練とは「今あるものをより良くしきっていないから生まれるもの」です。

より良くする方法は努力であす。
それもちょっとの努力ではいけない。
方法が間違っている、と言われて飛ぶような努力ではいけない。
方法が間違っていようと、例え遠回りであろうと、
間違いなく山の頂きに近づいているのですから。

 

そして、努力がどのようなものかも知っています。
努力しているうちは結果は出ず、周りは何も変わりません。
だんだん努力が伝わると周りが動きます。
しかし結果は変わらない。
努力が実る時、それは結果が出る時だけ。
その瞬間世界が変わる。
自分は変わっていないのに、世界が変わる。

高校、大学と、いつでもそうでした。

もう、“そういうもの”なのです。

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そんな時ちょうどいい名言があるのが刃牙範馬勇次郎

 

◼仲間達へ。「謝りたいと、感じている。」

歩みの始まりは誰から見ても甘っちょろくて、
やり方が違くて、
何もできなさそうなもの。

 

「青木がまたなんか言っている」なんてことはいくらでも言われてきた。
結果を出したこともあれば、出せなかったこともあった。


始まりはだいたい嘲笑や様子見からなんて当たり前。
結果を見て手のひらを返されることも当たり前。

 

ところが今回は違う。

 

「青木、最近どうなん?メシ行こうや。」
「もうちょいこうしたら良くない?」
「話し聞いてくれる人見つけてきたで。」
「このプログラム、応募してみ。」
「何をしたらいいですか?」

 

負けるわけにはいかない。
少なくとも自分の行動で負けるわけにはいかない。

何をすればいいか指し示してくれる人達がいる、
どうすればより良くなるか教えてくれる人達がいる、
一緒に頑張ろうと手を動かしてくれる人達がいる。


3ヶ月経ってまだアイディアを転がしているだけの、
情けない自分についてきてくれる人達がいる。
まだ独立できていない自分に協力してくれる仲間がいる。

これはもう、「ソルジャーだからうまくいかない」なんて次元のことではない。
自分で勝手に飛び込んだ世界。
どう見ても時期尚早なのに、どう見ても力不足なのに、
それでも手をのばしてくれる仲間達に恥じないよう、
自分なりの理想の旗をぶっ刺して、抜身の刀を振り回すような戦いをしている(しかも敵のいない場所とかで)ところに、「青木アカン、こう闘うもんや。」と教えてくれる方々に報いるよう。

今の自分には、そこを取っ掛かりとして、上を目指して登るしかありません。
無限に湧き出るふわっとしたことを、一つでも「たしかなこと」にして登るしかありません。
その先に、ソルジャーが大活躍する戦場が待っているはずだから。

 

一人じゃなんにもできないから、新生チーム青木を作っているところです。
そろそろLINEグループでも作るかな?笑

 

ということで、書けるほどのこともない近況報告ではありますが、
自分でも焦燥感を感じつつ、それでも周りの方々の協力をいただいて、
確かな一歩を探して走っています。
言葉にすると劣化し、陳腐化してしまう世界を目指して。


以上!頑張るで!

 

 

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愚地克己の名言