SNSが変えた人類のコミュニケーション3選

どもども。青木です。

 

SNSはコミュニティに何を起こしたかについて書いていきます。

 

◼人が一度に繋がれる人数を増やした。

SNSの発明以前、人は居住場所を中心にコミュニティを移り変えていました。
なぜなら空間的に離れた友達同士のコミュニケーションコストが高く、繋がりを維持できないからです。
そうすると、自然と前にいたコミュニティからは離れ、新たなコミュニティに所属していくことになります。

仮にSNSが無くなった世界を想像してください。

友達の近況は自分でLINEやメールなどで「元気ー?」と言わなければいけない。
そうまでして連絡を取りたい相手はどれだけいるでしょうか?

 

SNS登場前、一度に繋がっていられる友達の数は50人がマックスと言われていましたが、ある説では現在150人まで繋がれるということです。

これにより、全員とはいいませんが、今までのコミュニティに所属して(いる気分になりながら)いながら、新しいコミュニティに所属することができる、というライフスタイルを構築することができるようになったのです。

 

色んなSNSにおける重要な理論である“六次の隔たり”についての解説動画です。
6人の友達を挟むと地球上のありとあらゆる人と繋がれる、という理論ですね。
英語のムービーって賢そうだな、と思ったので載せてます。

www.youtube.com

 

◼誰でも日常体験をシェアできるようになった

二つ目にSNSが可能にしたのは、誰でも日常の体験をシェアできるようになったことです。

今日は何食べたとか、いついつにどこへ行ってどう思ったなどは、かつて"文学"として成立してきました。名文でなら人に書き写されたり、印刷されたりして世の中の人々に見られるようになっていっていました。

 

「前々から行ってみたいと思っていた岩清水八幡宮に行ってきました!色々お参りしてきてありがたい気持ちになれました。山の上まで登っていく人達がいっぱいいたけど疲れたから断念(´・ω・`)今度は上まで登ってみよう!」
徒然草の第52段、岩清水の青木語訳です。

…青木語訳にすると急にくだらないですね。ググレカス!と叫びたくなる気持ちになります。

 

SNSは、こちらが近況を訊かなくても向こうから流してくれるために繋がりを維持できるのです。

「元気ですかー!」と訊かなくても「元気ですよー!」という投稿や「しんどいです」という投稿を見ればいいだけ。それに対してコメントをしていけばいいのです。楽ちん!

 

◼ 誰かの時間をもらう競争が激しくなった。

 先述したように、ライフスタイルの変遷とともにコミュニティを出たり入ったりするのに合わせて、付き合う人達が変わってきた世界から、好きな友達とずっと繋がっていられる世界になりました。
リアルからバーチャルへの転換と言ってもいい。今までの友達と繋がっていられるからこそ、新しい友達と積極的に関わらなくても済むようになりました。
「会社の人と飲みに行かない」なんて言われますが、そりゃそうです。元の友達がいればその友達と飲みに行く予定が入る可能性はあります。ですが、元の友達と物理的に切れていれば会社の人と飲みに行く可能性は高まります。

言い換えると、ある人の“飲みに行く”という行為をその人の唯一の友達でしかないあなたが誘えば、そりゃ一緒に行きます。ですが、あなたの他にも色んな人がその人を飲みに誘っているような状況では、「昨日飲んだからいいや。」と、断られてしまうこともあるでしょう。


SNS以後の世界では、多くの人が気軽に繋がれるようになったからこそ、一人の時間を多くの人が取り合う格好になっているような気がします。


「仙台なう!」という投稿に「え、ごはん行こう!」「何時空いてる?」「今◯◯にいるからおいでよ!」とコメントしているように、多くの人が会いたいという意思表示をしているのです。だから多少忙しいからって断られても、あんまり気にしないでくださいね笑
ちなみに僕には声をかけてください。コメントもらえなかったら悲しいので笑

 

ということで、今回は今までのSNSが変えた人類のコミュニケーション3選をお送りいたしました。

ちょっと更新が空いてしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

P.S.

選っていっぱいあって選べない中で選んじゃうのが選じゃん?
この3つしか思い浮かなかったからほんとは選じゃないんじゃないかなぁ、なんてことはスルーして、そっとしておいて欲しい。そう書いた方がいいらしいんだもの。

 

ということで、皆、アモーレ。